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エレキギターの種類 (ストラトキャスター ・テレキャスター )
こんにちは、Tees Music Schoolの田邉です。
割と長いことバンドをやってきたんですが、昔から今まで変わらず時々言われるのが
ギターって全部同じじゃない???
いやいや、全然違うじゃん!音も違うし見た目も全然違うじゃん!
と思いますがやっぱり楽器をやっていない人からしたら見分けがつかないらしいです。。
ちゃんとそれぞれに違った良さや個性があるのでその魅力を知ってもらいたい…!
ということで勝手に僕がここで紹介します。
1.テレキャスター
まずは “テレキャスター ” 通称テレキャスです。
世界でいちばん最初に作られたエレキギターの元祖とも言われるモデルですね。
ジャキっと歯切れのいいサウンドが特徴でコードを鳴らした時に高音弦まで気持ちよく響いてくれます。
バッキングにも非常に相性がいいことから最近だとバンドのギターボーカルが使っていることもとても多いですね。
SHISHAMOのVo/Gt の宮崎朝子さんが使用しているのも最近ではお馴染みですね。
シグネチャーモデルも出ています。
通常のソリッドボディの他にセミホロウボディのシンラインというモデルも人気です。
ボディに空いたFホールが特徴です。ボディ内部は空洞のあるホロウ構造になっています。
それによってサウンドにエアー感が加わり、重量も軽くなります。
見た目もかっこいいので非常に人気の高いモデル。
このジャキっと感と煌びやかに抜ける高音がこれぞテレキャスという感じで最高にカッコいいですね!
【主な使用アーティスト】
野田洋次郎(RADWIMPS) / 向井秀徳(ZAZEN BOYS) / アベフトシ(THEE MICHELLE GUN ELEPHANT) / 布袋寅泰 / 岸田繁(くるり) / 橋本絵莉子(チャットモンチー) / 宮崎朝子(SHISHAMO)
Keith Richards(The Rolling Stones) / Jeff Beck / Joe Strummer (The Clush) / Johnny Greenwood(Radiohead) など
2.ストラトキャスター
次に”ストラトキャスター ” 通称ストラトです。
エレキギターというとこのモデルを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
このモデルも長い歴史上でたくさんのプレイヤーから愛されてきたギターです。
非常にバランスがよくどんなジャンルでも対応できる万能タイプ。
ポップスから激しく歪むハードロック、ジャズ、カントリー、ブルースなどなどどの場面でも目にするギターですね。
国内のプレイヤーだとフジファブリックの山内総一郎さんの真っ赤なストラトキャスター が個人的にはとても印象的です。
山内総一郎さんはなんと天下のFenderからシグネチャーモデルを発売しています。
特にいわゆる伝説的なプレイヤーが好んで使用していることも多いのがストラト。
ジミヘン、クラプトン、ジョンメイヤー、ジョンフルシアンテ、イングヴェイ、数えたらキリがないですね…
John Mayerのこの曲では甘くメロウな素晴らしいサウンドが聴けます。
弾き手のニュアンスもしっかり再現してくれるのがよく分かりますね。
と思いきや、こんな激しいサウンドも出ちゃいます。
ジミヘンのようなファズサウンドにもストラトは非常に相性がよくジミヘンに憧れてストラトを手に取った人も多いはず。
バキバキに潰れたファズの音がたまらないですね。
さらにはこんな風にハードなディストーションサウンドも鳴らせるという。
本当になんでもできちゃう、一家に一台ストラトキャスターですね。。。
【主な使用アーティスト】
山内総一郎(フジファブリック) / 川上洋平(Alexandros) / 斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN) / TAIKING(Suchmos)
Jimi Hendrix / Eric Clapton / John Mayer / John Frusciante(Red Hot Chili Peppers) / Yngwie Maimsteen / Stevie Ray Vaughan / Cody Wong(Vulfpeck) など
と、今日はストラトキャスター 、テレキャスターの2種類のエレキギターについて話してみました。
全然同じじゃないのがわかってもらえたら嬉しいです。笑
まだまだ沢山の種類のギターがあってそれぞれにまた違った特徴や個性があるので引き続きこのシリーズで紹介してきます。
ではまた!