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【無料でスタート】Garage Bandで始めるDTM for Mac
こんにちは、Tees Music Schoolの田邉です。
DTMを始めてみたいけどなんだか難しそう…って思いますよね。
ですが実はDTMを始めるのは思ったより簡単です!
DTMを覚えれば
・自分の楽器の音を録音
・いろんな音を重ねて曲をつくる
・音源に合わせて弾いたり歌ったりして「弾いてみた/歌ってみた」を作れる
などなど色んなことができます。
DTMを始めるときに必要になるのがオーディオインターフェースです。
このオーディオインターフェースを通して楽器の音やマイクを通した歌声をPCに入力します。
楽器や歌を録音する場合には必須になりますが、楽器を録音しない場合にはオーディオインターフェースがなくてもDAWソフト(Garagebandなどのソフトのこと)に内蔵されている音を並べて遊ぶこともできます。
オーディオインターフェースを購入するときに気をつけてほしい点が2つ。
・入力チャンネル数
一度にオーディオインターフェースに入力できる数のことです。
例えば、ギターだけを録音するなら1チャンネルで大丈夫ですが、歌とギターを一緒に録音したい場合には2チャンネル必要です。
オンラインレッスンにも使用するなら楽器の音と声(マイク)を同時に入力できる2チャンネル以上の仕様がオススメです。
・接続端子
オーディオインターフェースとPCの接続端子が異なる場合は変換用のケーブルも用意しなければいけないので注意。
最近はMacのPCに合わせてUSB Type-Cの接続の物も増えてきています。
色んな種類がありますが気軽に始めるならまずは1~2万円前後の2チャンネル仕様くらいがオススメです。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/263469/
オーディオインターフェースの準備ができたら早速DTMを始めてみましょう。
DTMではDAW(Digital Audio Workstation)と呼ばれるソフトを使います。
このDAWとは音声の録音、編集、ミックスなどをデジタルで行えるシステムのことを言います。
今回はMacのPCに標準インストールされている無料DAWソフトのGarageBandを使っていきたいと思います。
まず、GarageBandを開くとこのような画面が出てくるので「空のプロジェクトを作成」をクリック。
次に、作成するトラックの種類を選ぶ画面が出てきます。まずはギターの録音をしたいのでここでは右から2番目、ギターのマークを選んで「作成」を押してください。
トラックとは音が入る入れ物のことで、複数のトラックをプロジェクト内に並べて同時に鳴らすことができます。
1つのトラックに1種類の音が入ります。例えばギター、ベース、ドラムを並べた場合は合計3トラックですね。
これでギターの音を録音するためのトラックが作成されました。
左側のリストの中からアンプの種類を選ぶことができます。
上4つがギターアンプ、下3つがベースアンプですね。画面下のアンプのツマミを操作して細かい音色をつくることができます。
それでは早速ギターの音を録音してみましょう!
ギターのトラックを選択した状態で、左上のRECボタンをクリックもしくはキーボードの「R」で録音開始です。
録音を終了するにはRECボタン左側にある停止ボタンまたはキーボードの「Space」で録音停止です。
録音された音はこのようにトラックの中に波形として表示されます。
録音した音を聴きたいときは再生ボタンまたは「Space」で再生です。
次は更にトラックを増やして音を重ねてみましょう。
トラックの左上にある「+」ボタンをクリックすると新しいトラックを作成できます。
先ほどと同じようにギターのトラックをもう1つ作ってみましょう。
先ほどはクランチトーンの伴奏ギターを録音したので、今度はディストーションの効いたサウンドでリードギターを重ねてみます。
さっき自分が弾いたギターにフレーズが重なって曲っぽくなってきました!
録音のやり方がわかったところで他の機能も見てみましょう。
① まず、チューナー機能です。
カウンター横にある音叉のアイコンをクリックするとこのようにチューナーが起動します。
いちいちチューナーを繋がなくてもDAW上でチューニングできるので便利ですね。
② メトロノーム (クリック)
メトロノームのアイコンをクリックすると録音、再生時にメトロノームがONになります。
あまり聴き馴染みがないかも知れませんが、メトロノームのことをクリックと呼びます。
カウンターのTEMPOの数字をダブルクリックして数字を打ち込むことでBPMを変更できます。
③ カウントイン
これをONにしておくと、録音開始の前に4カウントが入ります。
RECボタンを押してすぐ開始になると弾き始めるタイミングが分からないので4カウントのガイドを出してくれる機能です。
次に他の種類のトラックを作ってみます。
先ほどと同じように新規トラック作成からマイクのアイコンを選択。
今度は先ほどと違いギターアンプなどを通らないトラックが作成されるので歌や音源を流し込むときはこちらを選択してください。
今回は好きな曲に合わせて自分の弾いた音を録音したいので、用意した音源データをトラックに入れてみます。
流し込みたい音源データを空のトラックの上にドラッグ&ドロップするとこのようにトラックの中に波形が表示されます。
これでトラックに音源データが入ったのでこれで曲を再生しながらそれに合わせてギターを録音することができます。
「弾いてみた」や「歌ってみた」の音源はこれで作れますね!
次は楽器を使わず、DAWに予め入っている音を使ってみましょう。
今度は新規トラック作成画面から鍵盤アイコンの「ソフトウェア音源」を選択してください。
左側のリストから楽器を選びます。ピアノやシンセ、ドラムなど様々な音源が用意されています。
[Command]+[K]で鍵盤を表示します。これで鍵盤の代わりにPCのキーボードを使うことができます。
これも先ほどと同じように録音開始で音を録音することができます。
最後にすごい機能があります。
新規トラック作成から「Drummer」を選択してください。
これでDrummerのトラックが作成されました。
このDrummer機能、なんとDrummerが曲に合わせて自動的にドラムを叩いてくれます。
さっき自分が録音したギターに合わせてドラムフレーズを自動的に作成してくれるので打ち込みが出来なくても曲が作れちゃうんです。
更に、左側のリストからドラマーのタイプやジャンル、ドラムセットのどこを使うかなど好みの設定に調整することも出来ます。
これでなんとなく曲として完成したので、iTunesやSNSにアップロードできる形式に書き出してみましょう。
メニューバーの[共有]→[曲をディスクに書き出す]と進んでください。
名前を入力して書き出し形式を選んで[書き出す]をクリックすればOKです!
どうでしたでしょうか?思ってたよりも簡単で楽しいですよね!
まずは気軽にDTMデビューしてみてください。
Tees Music Schoolでは現役アーティストのDTMレッスンを実施しております。
今なら初回体験レッスンが無料です!予告なく終了させていただく場合がございますのでぜひお気軽にお申し込みください。