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音楽理論・初級編 #1-c ~スケールに基づいたコード~
Tees Music School ギター講師のRyosukeです!
前回はメジャースケールのインターバルを解説しました。
今回はこのスケールに出てくる7音でコードを作ってみましょう。
登場人物7人で、それぞれをリーダーにしてグループを作るので、主要なコードも7つです。
・コードの基本形は三和音(トライアド)
元になる音を1番目として、3番目と5番目の音を重ねていきます。
C E G、D F A、E G B、~というように。
1度・3度・5度や、Root・3rd・5thと言ったりします。
コードの明るい/暗いを印象付けるのが3度の音です。
Rootからのインターバルが
・全音2つ分だと明るい響きの長3度/Major 3rd (表記は”M3″もしくはただの”3″)
・全音1つ+半音1つ分で暗い響きの短3度/mionr 3rd (表記は”m3″もしくは”♭3″)
※ M/mで書き分けるパターン、メジャー3rdに比べて半音低いので♭3と書くパターンがあります。手書きのコード譜なんかだとM=△、m=-とも書きます。
5度の音はRootの補強や、安定させる役割です。
Rootから見て全音3つと半音1つ分のインターバルになっています。
これを完全5度/Perfect 5thと呼びます。表記はP5と書きます。
ギター始めてコード覚える時に「メジャーとかマイナーとかいっぱいあってわかんない!」ってなりますよね。
それぞれのRootに対して3度の音を上に積んでいくと自動的にRootから3rdのインターバルは決まってきます。
つまりは1~7まで使われるコードのメジャー/マイナーは決まってるんです!
1クラス7人の中で、仲良し3人グループが7パターンって感じですね。(7番目のあやしいグループはまた後で取り上げます)
簡単に覚えるポイントは1・4・5がメジャー、それ以外は全部マイナー。
これでこのキーで使われる主要なコードは以上です!
この様にKeyの7音で構成されるコードをダイアトニックコードと呼びます。
とはいっても皆さんが耳にする楽曲はおそらくそんなに単純ではないので、これ以外の音・コードも出てきます。
それも適当に鳴らしてる訳ではなくて、意図があって使われています。それはまた次回に!
まとめ
・Keyの7音で構成されるコードをダイアトニックコードと呼ぶ
・Keyの音以外はノン・ダイアトニック
・度数関係(ディグリー)を覚えよう。
基本はメジャーコード3つ(Ⅰ,Ⅳ,Ⅴ)とマイナーコード4つ(Ⅱm,Ⅲm,Ⅵm,Ⅶm(♭5)
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次の記事はこちら→ 音楽理論・初級編 #2 ~四和音とトライトーン~